タッチノーテーションの使い道④
発表会のプログラム曲は、じっくり三ヶ月ほどかけて、ふだんのレッスンで学ぶ曲よりちょっと難易度が高い曲にチャレンジします。
なので、プレピアノコースの生徒さんや、ピアノを始めて1〜2年の生徒さんには、ちょっと譜読みにひと手間かけてあげる必要があります。
今回は、タッチノーテーションのおかげでだいぶ助かりました。
例えば大譜表の楽譜でも、ト音記号譜またはへ音記号譜だけにするだけでも、不思議と「これなら弾けそう」と練習するモチベーションがアップするようです。
ブルクミュラー作曲の「すなおな心」を練習中のJちゃん、右手の八分音符が切れ目なく続くメロディーと、まだ読み慣れない左手のヘ音記号に少々手こずっています。
なので、ト音記号だけの楽譜とヘ音記号だけの楽譜をタッチノーテーションで作ってみました。
ペダルをふむ記号も今回は必要ないので省きました。
音符がすらすら読めるようになったら、強弱記号など、説明をかねて後から書き入れたいと思います。
大譜表にするとなぜか難しそうなのに、片手だけの楽譜にするとすっきりして、案外簡単に弾けそうなことに気がついてくれるかな。
〜中川ピアノ教室〜
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