ハンガリーのピアノ教本②
〜前回の続きです〜
「ド」と「レ」の2音だけで曲って成り立つのでしょうか?
実は、日本にも「ド」と「レ」で出来ているわらべうたがあります。
♪○○ちゃん あそびましょ♪
♪レドレ ドレレドレ♪
♪どれに しようかな てんの かみさまの いうとおり♪
♪レドド ドレドドレ レドド レドドドド ドレレドレ♪
(ハンガリーと日本は、古くから伝承されてきたわらべうたの数が、世界的にみても圧倒的に多いのだそうです)
これに似たようなシンプルな節を、最初は指一本で、次は隣り合う二本の指で(「二本の指で弾くと歌っているようになめらかに弾けるね」)、右手で弾けたら次は左手で、左手でも弾けたら次は両手いっしょに(「ふたり一緒に歌っているように聞こえるかな?」)、それも出来たなら右手はメロディーを弾き左手で五度の和音を鳴らして(「響きに厚みが出るでしょう?」)、その逆はちょっと難しいよ・・・
シンプルなわらべうたからどんどん音の世界が広がっていくハンガリーのレッスンに、そして初歩の段階からピアノをなめらかに歌わせるように弾かせるレッスンに、目からウロコというより感動しました。
ここで私がハンガリーでお世話になったピアノの先生を紹介します。
デジュー・カタリン(カティ)先生です。
ブタペストのご自宅で、ハンガリーのピアノ教本を始めから丁寧にレクチャーして下さると同時に、実際のご自分の生徒さんのレッスンを通年を通して快く見学させてくれました。
ハンガリーではどんな教本を使い、どのように指導して、子供たちがどんな風に上達していくのか、自分のレッスンはもちろんのこと、子供たちのレッスンを見学するのが本当に楽しみで仕方がありませんでした。
ところでハンガリーでは、子供たちがピアノを習うシステムが日本とは全く違います。
〜つづく〜
〜中川ピアノ教室〜
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