音符の大きさ

新しい気持ちで、今年のレッスンが始まりました。

生徒のみなさん、一緒にがんばりましょう!

ところで冬休み前に4月に行なうスプリングコンサートの楽譜を生徒さんに渡したのですが、感心なことに全員が宿題以上の練習をしてきました。

その秘密(?)はというと、拡大コピーのおかげでしょうか。考えてみれば、子供が読む絵本と大人の読む小説は文字の大きさが違いますよね。

楽譜を約1.5倍に拡大コピーをして渡したのですが、1.5倍というと横にしたA4サイズのコピー用紙に大譜表の楽譜が2段のサイズです。このサイズだと1ページにだいたい8小節くらいです。楽譜の譜読みを一緒にする私にとってこのサイズは説明しやすく、生徒にとっては理解しやすいようです。スローペースの生徒さんも音符が大きいほうが、家での練習を「がんばれそう」なんだそうです(笑

驚いたのは、拡大コピーした楽譜の余白に音符のふりがなや指使いを注意するところなどの書き込みを、全員が家で自分でしてきたこと。

音符のサイズが違うだけでやる気アップや積極性に関係してくるなら、拡大コピーも手間でなくなります。

ただし、拡大コピーすると当然のことながらページ数が増えるので、譜読みが終わったら通常サイズの楽譜を見ながら弾けるように切り替えるつもりです(譜めくりは演奏の流れを止めてしまいますし、楽譜全体を見ながら弾くのも大切なので)