五線譜と音符

ピアノに限らず楽器を弾いて楽しもうと思ったら、楽譜の読み方を勉強する必要があります。

いわゆる「ドレミ」は五線譜の上に並んだ音符で表します。

ピアノの鍵盤は全部で88鍵盤あるので、88個のドレミの読み方を覚えなくてはいけないのかというとそうでもなく、初心者なら10〜16個、初中級レベルなら30個ほどの読み方を覚えればほとんどの楽譜は読めます(逆にいうと、30個程度の音符がスラスラ読めないとピアノは弾けないよ、ということです!)

音符ドリルや音符カード、譜読みアプリなどいろいろな覚え方がありますが、音符読みが苦手な生徒さんに最近いちばん効果があったのは五線譜に色をつけることです。

ト音記号の第二線を赤い線でなぞり「ここはソ」と覚えます。たいていの生徒さんはドレミファソくらいはすぐに覚えるのですが、その先のラシドになるとなかなか記憶に定着しません。そこで、第三間(高いド)を蛍光ペンで色をつけました。

そして次のプリントを繰り返し声に出して覚えます。

このプリントは、ト音記号譜の間の音符のみ4つですが、線の音符とヘ音記号譜と高音域、加線音域などいろいろな音域のプリントを作りました。

また、レッスンで宿題にする楽譜にも線を引いたり色ををつけることで、楽譜にふりがなを書くことがぐんと減りました。