鏡を使ってセルフチェック!

今日からレッスン再開です。再開にあたりレッスン室を少し模様替えしました。部屋の中に大きな鏡があるのですが、それに向かい合うにように机を並べてみました。

それはなぜか?と言いますと、最近ハマっている男性保育士「てぃ先生」の動画で、「お支度の進まない子どもには鏡が有効ですよ」という内容の動画を観たからです。

小さい子どもの場合、自分を客観視する力が脳の発達的にまだ育っておらず、「帽子をかぶって!」とか「上着を着て!」という声かけだけではなかなか動けないケースがあるようなのです。そこで、お支度を鏡の前でするようにすると帽子を被った自分、上着を着た自分を目で見て確認できるのでスムーズに支度が進みますよ。。。というアドバイスでした。

ほほぅ。。。これはレッスンで思い当たること大ありです。

リズム叩きの練習などは向かい合って「先生の真似をしてね」と言うことが常でしたが、「もっと肩の力を抜いてごらん」とか「もっと手の平を近くで叩いてごらん」とアドバイスしても動きの反応がイマイチなことが多かったのです。これは自分がどういう風になっているか、出来ているのか出来ていないのか客観的に見ることが出来ないからだと納得がいきます。ヨガ教室やバレエ教室で鏡貼りの教室が多いのも、自分の姿勢を客観的にセルフチェックする必要があるからと言えるでしょう。

そこでレッスンでも鏡に映る自分を客観的に生徒さんに見てもらえたらどうだろう?という発想です。

「腕の力を抜いてこういう風に動かしてごらん」

「肩を下げて、背中は真っ直ぐ」

鏡に向かい合うことで先生(私)と自分の動きの違いも一目瞭然です。