調律師によるピアノ講座〜ペダル編〜
八千代にある島村楽器ピアノショールームで開かれたピアノ講座に出掛けてきました。
今回は2回目の参加で、内容はピアノのペダルについてです。
いちばんよく使うペダルは右側のペダルなのですが、右手、左手、右足と別々の動きをするだけでも最初はパニックになってしまいますが、
ペダルもただ「踏む」「踏まない」だけでなく、4〜6種類くらいの踏み分けをすることで、ピアノの響きが違ってくるということを丁寧にかつ理論的に解説して下さって、とてもよくわかりました。
またピアノには3本のペダルがあるのですが、ほとんど使うことのないその2本のペダルを使うことで音色のニュアンスが変わり、表現力が広がることが、実際に響きを聴き比べることでよくわかりました。
かてぃんさんや高木竜馬さんのコンサートでは、その音色の豊かさ繊細さにため息が出ますが、特に弱音の美しさはペダルの踏み方にも秘密の鍵がありそうです。
「こうやって音色を自分で作るのがピアノの楽しさ(イコール難しさ)ですよね」という調律師さんの言葉には大いに同感でした。
音符が読める、指が動く、その先にあるピアノの本当の楽しさに、生徒さんに早く気付いて欲しいなぁと強く思いました。
最後に調律体験をさせて頂きました。前回とは違い、今回は1オクターブの音程を揃える調律です。