新しい教本
夏休み、生徒さんに4拍子と3拍子の曲を課題に出し、楽譜の読み方に時間をかけて取り組みました。そのおかげか、楽譜の構成を全体的に捉えられるようになったり、音階の指使いや基本的な和音の指使いが身に付いた生徒さんが多く見られました。
次に用意したのが、こちらの楽譜です。
楽しい表題のついた曲がたくさん入っており、また構成もわかりやすくはっきりしていること、初心者向けですが無理なく広い音域で弾くことが出来るようになっており、なかなか良い教材に出会いました。
さっそくその中の一曲を何人かの生徒さんに渡してみたところ、その日のレッスン時間内に構成を理解して譜読みが終わり、自宅で練習出来るところまで済んでしまった生徒さんがほとんど。
難しい曲にじっくり取り組むのも良いですが、すぐに弾ける曲をたくさんこなすのもメリット大です。
でも、音符通りに弾けたからおしまい。。。ではなく、明るくはずんだ感じ、ちょっとおしゃれで気取った感じ、力強く重たい感じなどなど、曲の雰囲気をイメージしてピアノの音色で表現することを楽しんでほしいと思います。
好きな映画の主題歌や流行の曲を弾くのはもちろん楽しいですが、楽譜が読めればもっともっと音楽の世界が広がるよ!、ということも伝えたいです。