拍手のタイミング(動画あり)
4月に行なわれたスプリングコンサートで、鈴木先生と「恋」の連弾をしました。
リハーサルの動画を貼っておきます↓
スプリングコンサートは二部制だったので、一部の最後と二部の最後と2回演奏しました。興味深いことに、同じ曲を弾いたのに演奏後の拍手のタイミングが全く違ったのでびっくりしました。
一部では、最後の和音を弾ききった瞬間に「おお〜!」という声とともに大きな拍手を頂きました。
二部では、弾き終わっても「?」といいますか、鈴木先生と椅子から立ち上がってお辞儀をするまで拍手がなく「はりゃっ!演奏そんなにまずかったかしらん?!」と若干不安になってしまうほどの間がありました。
あとからあるお母さんに聞いたところ「先生方のピアノが凄くて、ぽか〜んとしてしまいました〜」とのことでした。とりあえず、演奏は気に入って頂けたようで安心しました(笑
実は拍手のタイミングや手の叩き方も奥が深いのです。
静かに終わる曲ならば、余韻を感じてさざ波のように拍手が沸き起こる感じ。
元気な曲ならば、間髪入れず「わっ」と来る感じ。
演奏者の立場から言いますと、自分の演奏に対してどんな拍手が返ってくるか、実は怖かったりします(演奏がまずければ、当然拍手にも熱がこもらないでしょう)
鈴木先生によると、あまり一般的に知られていない曲を演奏するときは、親しい人に「拍手のさくら」をあらかじめ頼んでおくそうです。確かに知らない曲の場合、曲が終わったのかどうかもわからないこともあり、拍手を先導してくれる人がいるとありがたいですね。
拍手といえばもうひとつ。幼稚園や小学校での音楽発表会、ピアノの和音に合わせて「チャーンチャーンチャーン」の2回目の「チャーン」に合わせての拍手。あれはどうも馴染めません(笑