ハートビート:拍とリズム

小さな生徒さんたち、積み木を使って音価(リズムの単位)の違いを実際に手に持って比べたり、メトロノームに合わせてコトバ遊びをすることで、だいぶリズムというものがわかってきてくれた・・・かな?

リズムのそれぞれの音価をもう少し正確に、なおかつ知識として定着させるねらいで、SUSAN PARADIS先生のサイトから、またまたプリントをダウンロードさせて頂き、少し自分で手を加えました。

真っ赤なハートが拍を表していますが、拍は「音楽の心臓(ハートビート)」とでもいうべき大事な要素です。

ハートがタイでくっつくことで、シンコペーションになったり、くっつく数によって二分音符になったり全音符になったり、ということがすっと納得してもらえると良いなぁと思って作りました。

最近読んだピアノ指導書に、小さな生徒さんの場合、楽譜のいちばん小さな音価を「1」として数えると良い、と書かれていてなるほどと思いました。

4拍子の曲の場合、4分音符を「1」として「1と2と3と4と」と数えるより、8分音符を「1」として、つまり1小節を「1234 1234」または「1234 5678」と数えた方が、二分音符や付点四分音符の長さを正確に把握出来るという理由からです。これは確かにその通りだと思いました。

正確なリズムを頭で理解して、かつ身体で感じられるようになると、ピアノ演奏の質もワンランクアップするはず!