大江千里さんとジャズ

大江千里さんといえば、80〜90年代に数々のヒット曲があるシンガーソングライターですが、少し前にニューヨークに47才(現在は56才)ジャズ留学したという新聞でのインタビュー記事を読んで気になっていました。

ポップスの世界で大成功を収めたにもかかわらず、10代の頃からいつかジャズもやってみたいという気持ちが常にあり、47才にして一念発起、ニューヨークの音楽大学に入学したそうですが、周りは10代の、しかも才能に溢れた若者ばかり。あまりの音楽性の違いにドン底まで落ち込む大江さんですが、毎朝、必死で気合いを入れて学校の門をくぐったそうです。

なんとなく周りから受け入れてもらえたと感じたのは三年後、と笑う大江さん。その間、全身の血を全部入れ替える気持ちでジャズを学んだといいます。

CDを聴いてみましたが、そんな辛さなど微塵も感じさせない軽やかなピアノでした。

私のジャズピアノは遅々として上達しませんが、それでも「 TAKARAJIMA」のノリが、ほんのちょっぴり違ってきたように感じます(50時間ほど練習しましたが、まだまだです。。。)

全身の血を入れ替えるほどの根性はないけれど、大江さんの挑戦する気持ちを見習いたいと思います。