おすすめハンガリー料理「グヤーシュ」

ハンガリーのことを思い出してブログで綴っているうちに、なんだかなつかしくなってハンガリー料理の「グヤーシュ」を作ってみることにしました。といってもかなり自己流です。

ハンガリーを代表する国民的料理「グヤーシュ」は、ハンガリー名産であるパプリカ風味の具沢山のスープで、地域によって、レストランによって、また家庭によってそれぞれの味がある郷土料理のひとつです。

「グヤーシュ」とはハンガリー語で「牛飼い」という意味で、もともとはその「牛飼い」たちの作る料理がハンガリー全土に広まったらしいです。青い民族衣装を着て、ハンガリー大平原を馬に乗って疾走する「牛飼い」さんを一度だけ見たことがありますが、ハンガリー人でも滅多に目にしたことがないという貴重な遭遇でした。

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日本からのお客様をレストランに案内したときは、「グヤーシュ」とフォアグラのマッシュルーム詰めのフライをおすすめしました(実はハンガリーはフォアグラの名産地でもあるのです)

大きなマッシュルームにフォアグラを詰めてフライにし、マヨネーズ風味のソースをかけたこの料理の名前をハンガリー語でいうと「リバマーイヤル トルトット ゴンバ マヨネーゼル」。この発音の響きとリズムが実に音楽的ですね!というお客様がいました。もちろんお味の方も「ナヂョン ヨー!」(very good!)です。

 

では、「グヤーシュ」の作り方を簡単に説明します。

材料:タマネギ(みじん切り)

:ジャガイモ・ニンジン・ピーマン・トマト それぞれ2〜3個ずつサイコロ大に切る。

:シチュー、カレー用など煮込み用の牛肉または豚肉 (ブロック肉の場合は一口サイズに切る)

:パプリカの粉末・コンソメ

①タマネギをみじん切りにして、よーく炒めたら、塩こしょうで下味をつけた牛肉または豚肉を加えさらに炒めます。

②パプリカの粉末(スパイスコーナーで売っている小瓶の半量)を①に加え、弱火でさらにじっくり炒めます(←ハンガリー人いわく「ここがポイント!!」)

③ニンジン、ピーマンを②に加えてさっと炒めたら、水を加えコンソメを入れて煮ます。水の分量はシチューやカレーを作るときと同じくらいです。アクが出たらすくって下さい。

④あとからジャガイモとトマトを加え、さらに煮ます。

⑤最後に塩胡椒で味を整えますが、私は醤油や塩麹なども隠し味に入れてしまいます。

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器によそい、お好みであらかじめ水気をきったプレーンヨーグルトをかけても美味しいです。

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パンにはもちろん、ご飯にも合います。

ふと、クックパッドで検索してみたら、「グヤーシュ」のレシピが載っていました。

日本人恐るべし・・・

 

コツをひとつだけ挙げるとすれば、パプリカの粉末を加えたらごく弱火でお肉を炒めることでしょうか。

それから、間違ってもパプリカの粉がついた指で目をこすらないように!(とっても痛いです。経験者談)

 

それでは「ヨーエートヴァーヂョット!(召し上がれ!)」

 

 

 

 

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