「メリーさんのひつじ」を全調で弾いてみましょう♪

ドレミファソの5つの音で弾ける「メリーさんのひつじ」、ピアノ初心者のレッスンでは誰もが必ず弾く鉄板曲です。この「メリーさんのひつじ」を全調で弾くチャレンジを今、大きな生徒さんたちが取り組んでいます。

全調とは?

ピアノのドの鍵盤から、次のドの鍵盤までの間に白と黒の鍵盤がいくつあるか数えてみると・・・全部で12個ですね。それぞれの鍵盤から弾くと、12種類の違った鍵盤(つまり12の調)から始まる「メリーさんのひつじ」があるのがわかるでしょうか?

でもメリーさん全調チャレンジの前に、まずこちらを練習してもらいます。

12の鍵盤から弾く五音音階(ペンタコード)です。これは、メロディーに黒鍵が含まれていてもスムーズに弾けるようになるための基礎練習になります。ピアノを初めて2〜3年はあまり黒鍵を使うことはないのですが、レベルが上がってくると黒鍵が多く出てくる曲がほとんどになりますので、今のうちから慣れておくに越したことはありません。

Susan  Paradis先生のフリーサイトにとてもいいプリントがありましたので、それに少し手を加えました。

 

 

五線に書かれた音符より、こちらのイラストの方が断然わかりやすいですよね(これを見ながらシャープかフラットかを考えて、五線に自分で音符を書いて見るのもいい勉強になります)

順番に半音ずつ移動しながら弾いてみせると、「わ、面白い!やってみたい!」という生徒さんが思った以上に多くて、ちょっと意外でした。

相対音感のある生徒さんにとっては、ピアノの鍵盤と音程の関係がわかって、それが面白いのかもしれません。