YouTubeで動画検索
ある日のレッスンで保護者の方から、「レッスンで宿題に出された課題が知らない曲だったのでYouTubeで検索して子どもに見せました」という話を聞きました。他にも、自分が今練習している曲をYouTubeで検索している生徒さんは何人もいるようです。上手に利用すれば、レッスンに役立つと思います。
昔々、私が学生だった頃、演奏の参考にした音源はレコードでした。大学の授業が休講になったときなど、校内の試聴室を良く利用していました。当時はCDが出始めた頃で、まだまだレコードがお店にも沢山並んでいました。試聴室での検索方法も、アルファベット順に並んだ小さなボックスの中に、ぎっしり並んだ手書きのカードをパタパタとめくりながらお目当てのレコードを探すというなんともアナログな方法でした。同じ曲でも、演奏するピアニストが違えばその演奏も違うので数枚借りて聴き比べも良くしていました。
カウンターでカードを出すと、職員の方が膨大な数のレコードが並ぶ棚から希望のレコードを探し出してきてくれます。それをもって指定されたプレイヤーの前に座り、ヘッドフォンをしてレコード盤に針を落とす。。。。「針を落とす」なんて表現、今の子どもには伝わらないでしょうね(笑
今は手元のスマホで簡単にプロの演奏家の演奏動画を観たり、自分の演奏を録画して投稿したりすることが簡単に出来てしまいますが、考えてみればすごいことです。
普段のレッスンの課題曲も、私が模範演奏した動画を保護者のスマホに動画で送れば、生徒さんの練習の役に立つのかしらん?
ん〜〜〜、いいアイディアのような、そうでないような・・・(笑