プログラム作成
千葉市の小中学校は、暑さ対策のためすでに夏休みが始まったようです。皮肉なことにまだ梅雨が明けておらず、全く夏の気配はありませんが。。。
プログラム曲の譜読みが終わった生徒さんは、自分の音楽を舞台で表現できるよう、曲に磨きをかける練習に入りました。曲の雰囲気をイメージし、それにふさわしい音色を想像し、その音色を出すためにはどんなタッチで鍵盤に触れればいいのか、一緒に考えて色々試すのは楽しいことです。
曲の最後の終わり方ひとつをとっても、舞台映えを考えて腕全体を使ってカッコ良く弾ききるのか、ふんわりと余韻を残して終わるのか、生徒さんとふさわしい腕の使い方をあれこれ考えます。
腕の使い方、手首の使い方など最初から上手くいくことではなく、常に意識して弾くことで、また舞台での経験を重ねるごとに、演奏する姿がだんだんピアニストっぽくなっていきます。
そろそろプログラムの順番も考え始めました。演奏する順番を決め、名前や曲名に誤字脱字がないか何回もチェックし、表紙や中身のレイアウトを決めて、レイアウトが決まればプリントアウトし、用紙を折って。。。文字の大きさやフォント、プログラムに添えたいちょっとしたイラストのバランスまで気にし出すとキリがありません。
プログラムにちょうどいい紙の厚さや紙質など、今までの経験値を集大成させてプログラムを作成します。ひとりでパソコンに向って作業する時間が今後ぐんと増えそうです。