シール作戦その後
ピアノ発表会まで、あと三週間を切りました。
ここに至るまでに色々ありましたが、全員が仕上げ段階に入りました。
それぞれの曲の細かい表情をつけるための練習や、楽譜を見ないで弾く「暗譜」の練習、もちろん美しく見えるお辞儀の練習も。
普段は閉めてあるグランドピアノの大蓋も全開にして、音の響きの違いも感じとります。
舞台にひとりで立つことは大人でも緊張することですが、演奏終了後の達成感と満足感をぜひ子ども達に感じてほしいと思います。
また華やかな舞台の裏には、コツコツと地道な努力の積み重ねがあったことも忘れずにいてもらえたらと思います。
さて、「発表会までに100回練習しよう!シール作戦」ですが、なかなか個性が出て面白いです。
一週間で30回以上弾いてくる子もいれば、2回(!)という子もいました(一週間は7日なのに2回!?)が、友達の表がシールでいっぱいなのを見た次の週はずいぶん頑張って練習してきてくれました。練習すればしただけ上手になり、弾くのも楽しくなってきたようです。
ただし難点もいくつか。
回数にこだわるあまり雑な演奏になってしまったり、おかしなクセがついたまま練習を重ねてしまったり。このへんは注意が必要ですね。
というわけで、あと残された時間を今いちど丁寧に曲と向き合いたいと思います。
そろそろプログラムの印刷をしなければ・・・
〜中川ピアノ教室〜
千葉市花見川区作新台二丁目(八千代台駅から徒歩15分)