ハンガリーの保育園②
ハンガリーの保育園の様子をもう少し紹介します。
白い漆喰の壁にたくさんの観葉植物、光のいっぱい差し込む大きな窓のこの素敵なお部屋、実はこれ保育園の教室です。
プラスチック素材やカラフルなおもちゃ類はあまり見当たらず、とってもナチュラルで居心地の良いお部屋です。
センスのいい教室のインテリアとともに、日本から見学にいらした保母さん達が驚くことがもうひとつあります。
それは私服姿で子供達を保育するハンガリーの先生のおしゃれについてです。
日本の保育園や幼稚園の先生は、Tシャツやトレーナー、ジャージなど動きやすくて汚れても気にならない機能重視の服装で保育していることがほとんどだと思います。
ハンガリーの先生方はスカート姿の先生も多く、華美ではありませんがみなさんとてもおしゃれなのです。
ある日本の先生が「動きにくくありませんか?」と質問したところ、園長先生の答えは次のようなものでした。
「私たちは先生である前に、まず大人の女性として常に子供たちのお手本になりたいと思っています。」
いつも身だしなみをきちんと整えた大人の姿を目にすることで、子供達にもそうなって欲しいという考えなんだそうです。
あと日本との大きな違いがもう一点。
どの保育園にもお掃除担当のおばさんがいて、普段先生方は教室やトイレのお掃除をすることはないんだそうです。
子供達が、歓迎のダンスの準備をしている様子です。
わらべうたを歌いながら手をつないで円になって回ったり簡単なステップを踏んだり、それはそれは可愛らしいダンスでした。
実はハンガリー、世界的にみても民俗音楽と民俗ダンスの宝庫でもあります。
地方ごとに種類の違う美しい刺繍の施された民俗衣装や、見たこともないような面白い民俗楽器・・・
せっかく民俗色豊かなハンガリーに来たのだからピアノの勉強だけじゃもったいない、私も何か民俗楽器を習ってみたいな、と思ったのでした。
その話もいずれまた。
〜中川ピアノ教室〜
千葉市花見川区作新台二丁目(八千代台駅より徒歩15分)
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