2021年発表会へ向けて
来年4月の発表会参加の希望が出揃いました。たくさんの参加希望を頂き本当に嬉しく思います。
発表会に参加するのが3回目、4回目という生徒さんもおり、前回、前々回の発表会での演奏と現在を比べて「あぁ、上手になったなぁ」とその成長ぶりをしみじみ実感します。
手が大きくなり1オクターブが届くようになった、背が伸びてペダルに足が届くようになったという身体的な成長はもちろんですが、生徒さんの内面の成長を感じることも多いです。
例えば、臨時記号のついた音符のちょっとしたニュアンスの違いを感じ取って表現したり、スタッカートもただ短く切るだけではなく、曲の雰囲気によって「鋭く切る」「柔らかく切る」などの弾き分けを自分で考えて工夫する大きい生徒さんが増えました。ワンポイントアドバイスとして「練習の方法」をレッスン終了後に動画で送信する試みも効果を感じています。
「音」を「音楽」にすることは、先生に言われたからといってすぐその場で出来るものではなく、やはりコツコツとした基礎練習の積み重ねはもちろんのこと、音楽以外での日々の経験や体験でどれだけ「心」を動かしたかということも大いに関係あります。
そんなこんなで最近のレッスン内容はぐっと本格的になり、教える方も気合いが入ります(^^)
来年の発表会が今から楽しみです。