12月のレッスンより
早いもので、今年もあと1週間となりました。
今年は美浜区民ホールでの発表会を始め、サマーコンサート、みんなのコンサートの他、バイオリンデュオのピアノ伴奏の仕事もあり、レッスン以外にもとても充実していました。
レッスンの方は、音大の同期生でもある鈴木先生を新しくお迎えし、またソルフェージュでの疑問点は柏のソルフェージュ専門教室Lasollaの吉田先生にアドバイス頂くなど、指導面でも新しい風が吹き込むのを感じた一年でした。
日々のレッスンも、同じようで毎回違います。以下、今月のレッスンから。
♪「来年3月の卒業式の合唱の伴奏を頼まれました」と嬉しい報告があったのは、5年生のMちゃんと6年生のYちゃん。最近の卒業式の合唱伴奏の難しいことに驚きます。私も応援するのでMちゃん、Yちゃん、練習がんばって!!
♪自分で作ったという、今、話題の綺麗なハーバリウムをプレゼントしてくれたのはHちゃん。ガラス瓶の中にドライフラワーやフルーツが詰められていてちょっと美味しそう?「これは食べるものではありませんよね?」「はい、残念ながら(笑」とHちゃんのお母さん。
♪久しぶりのお母さんのレッスン見学に、嬉しくてちょっと舞い上がってしまった年長のSちゃん。レッスンの流れを止めてしまうようなおしゃべりが多かったので、注意するかわりにあえて黙ってみました。急に黙ってしまった私の顔色をみて、はっと気付いたSちゃんのほっぺたにぽろりと涙が流れてきました。
「Sちゃん、お顔を拭こうか。レッスン続けてもいいですか?」と静かに聞くと、涙を拭きながら「ハイ」と答えました。その後のレッスンは、真面目にきちんと最後までがんばりましたね。
♪風邪ではないのですが、声が出ず、酷いハスキーボイスでのレッスンの日もありました。レッスンの最後に「今日は酷い声でごめんね」と謝ったところ「先生のお声、どうぞお大事になさって下さい」と心配してくれたのは4年生のHちゃん。どこで、こんな大人びた言い方を覚えたのでしょう!?すっかり感激してしまった私なのでした。
♪今年最後のレッスンが終わったS君、帰り際にお母さんと声を揃えて「今年もお世話になりました。良いお年をお迎え下さい」と元気にご挨拶。きちんと挨拶出来ると、お互いとっても気持ちがいいですね!
♪プリズムメンバーでもあり、Mちゃんのお母さんでもあるKちゃんが、メンバーひとりひとりに手作りのトムテ(北欧に伝わる福を呼ぶとんがり帽子を被った妖精さんだそうです)を作って届けてくれました。温かな心遣い、いつもどうもありがとうございます!
今年一年元気に過ごせた事に感謝しつつ、来年も良い年になりますように!!