校歌を弾いてみよう

最近のレッスンでは「どんぐりころころ」「めだかの学校」「夕やけこやけ」など、生徒さんがよく知っている歌を教材に、ソルフェージュの勉強をしたり、1オクターブの音域を右手の5本指でなめらかに運指できるよう練習を続けています。

他に何かいいメロディー教材はないかなぁと考えて思いついたのが小学校の「校歌」です。

1オクターブ+1くらいの音域であり、付点のリズムやシンコペーションのリズムなども程よく含まれ、なおかつ認知度はダントツです。

まずは何拍子かを考え、次に小節数を数え、リズムを考え、音名を考え、1フレーズずつ楽譜にします。

出来た楽譜に指使いを書き入れ、なめらかに弾けるように練習してもらいます。

伴奏はⅠ Ⅳ Vで弾けますので、どの和音がふさわしいか考える勉強にもなります。

何にもないところから、目で見てわかる楽譜を自分で考えて作る行程が結構面白いようです。

「校歌」使えます!

前の記事

ミクロコスモス