掛け算九九のように

小学2年生で覚える掛け算九九は、一生使うことが出来る知的財産だと思います。

壁に大きなポスターを貼ったり、お風呂で暗唱したり、一生懸命に覚えて先生の前でテストされて、ちょっとでも口ごもると不合格、、、私はなぜか七の段が苦手で、なかなか合格がもらえなかった記憶があります(笑

音階を暗唱するのも、ピアノを弾く上で掛け算九九と同じくらい価値があることだと思っています。

メロディーの中には音階の断片がいくつも隠れているので、それが見つけられるようになると譜読みにかける時間が短縮されると思います。

 

ドレミファソラシドは誰でも言えますが、ではレから、ミから・・・各音からスラスラ音階を言えますか?

もちろん上行だけでなく下行も、2オクターブすらすら言えればかなりいいですね。試しにミから2オクターブ上がって下がるのを口で言ってみて下さい。案外難しいですよ(^^)

いっこぬかし読みもマスター出来れば、和音やアルペジオを弾くのにとても役に立ちます。

もう呪文のように、繰り返し繰り返し唱えて覚える。。。。

音符を見て、「えーと、これはドで、これはレで、、、」と頭で考えて変換してるようでは遅すぎで、いつまでたっても弾ける様にはなりません。

というわけで、レッスンの始まる前に音階暗唱作戦を考えています。