挨拶について

小6の息子が、週末のサッカーに加えこの夏からテニスを習い始めました(日焼けして真っ黒です)

親とは違う趣味を持ってくれたおかげで(?)サッカーやテニスの試合の見方が違って、テレビ観戦もより楽しみが増えました。何事も知っていると知らないとでは、楽しみ方の度合いに大きな差がありますね。

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テニススクールで息子のレッスンを見学中、息子のボールの行方はまあもちろん気になりますが、コーチの指導法に興味しんしんです。というのも、ピアノとテニスというと一見なんの関係もなさそうに見えますが、子どもに何かを教えるという共通点があるので、そういう視点から見学すると勉強になる点も多いのです。

まずは、挨拶の仕方から。コーチは「挨拶は元気良く!」を徹底させています。元気がなければ何度でもやり直し。私は、特にやり直しをさせるまで徹底はさせていませんが、私自身は笑顔で挨拶、そして元気良く挨拶が出来た生徒さんには必ずひとこと誉めるようにしています。

「レッスン前の挨拶からきちんと指導します」ということをアピールしている教室もあるようですが、でもこれは親の役目ではないかなぁと私は考えているのですがどうでしょうか?

玄関を開けたら「こんにちは」

レッスンの前には「お願いします」

終わったら「ありがとうございました」

そして玄関で「さようなら」(玄関ドアも音がしないように静かに閉める)

最初から元気良く挨拶出来る生徒さんもいれば、恥ずかしいのか無言の生徒さんもいます。私自身のことを言えば、小さい頃は大きな声で挨拶が出来ない子でした。挨拶しなくちゃという気持ちはあるのですが、蚊の鳴くような声しか出ない。そんな私も今では大きな声で「こんにちは〜」と言えるようになったのですから、時期がくれば言えるようになると信じて待っている部分もあります。なのでお母さんのかげに隠れて、にっこり笑って手を振ってくれるだけでも今はOK!と思っています。

もちろん小さいときからある程度強制的にでも挨拶を徹底させた方が、その子のためになると考える指導者もいるのでしょう。

どちらが正しいかと思うかは、人それぞれだと思います。

でも気持ちよい挨拶が出来るだけで、相手に好印象をあたえるのは事実ですね。

たかが挨拶。

されど挨拶。

そんなことを考えながら汗を拭き拭きテニスのレッスンを見学するのもまた楽し、です。

 

 

 

 

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