幼稚園の先生方とのレッスン

昨日は、幼稚園の先生方にソルフェージュとピアノの個人レッスンをしてきました。

日々の保育の音楽指導のヒントになると同時に、またそれが来年1月に行なわれる園児による音楽発表会へも繋がるように、お手玉を使った拍感を養う遊びや、「となえ文句」を使ったリズム遊びなどを紹介しました。嬉しい事に「実践的でとても参考になりました」と言っていただけてほっとしました。

前回はドレミパイプで「山の音楽家」、昨日はハンドベルで「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」の演奏にもチャレンジしていただきました。

音楽を子ども達に教えるのであれば、まず教える側が音楽を楽しまなければと思い、簡単なアンサンブルをしていただいたのですが。とりあえず演奏が形になって「緊張したけど、なんだか達成感みたいのを感じました!楽しいです!」と新人の先生がおっしゃいました。まさにこれが私が指導の目標としている「音楽で心を動かす」です。

園長先生からは「うたも教えてほしいです」というリクエストを頂いたので、次回はシンプルなわらべうたをカノンにアレンジしたり、違う曲を同時に歌うパートナーソングなどを先生方と楽しみたいと思います。

ソルフェージュのあとは、三人の先生方にピアノの個人レッスンをしました。レパートリー曲を増やしたい先生には、易しめの楽譜を使用して弾き映えするようなアレンジのアドバイスをしたり、ピアノに苦手意識を持つ新人の先生には「コード」を使った伴奏アレンジの提案をしたりと、こちらもかなりの準備をしてレッスンに臨みました。

教えることで、こちらもスキルアップをさせていただき、お話を下さった園長先生に感謝です。