基礎とクラシック
ひとりひとりの生徒さんの基礎力を把握して、苦手分野を少しずつ克服していくことで、ここ最近特に個々のレベルアップを実感しています。
例えばリズム練習の場合、プリントをこなすだけではなく、大きさの違う積み木を並べて確認する、といったひと手間をかけることで理解度や定着率が違ってきます。
先日、年長さんのH君に新しい曲のプリントを渡したら、「えーと、最初の音はミの音で。。。指は4の指だから、ここにこう置いて。。。リズムは二分音符だから、長く伸ばすんだよね」とつぶやくのを聞いて、「素晴らしい!!」と大感激してしまいました。楽譜が読めるということは、外国語をひとつマスターするのと同じくらいの価値と面白さがあると思っています。
もうひとつ、音階と和音の基礎練習もレッスンで毎回時間を割いています。音階と和音に慣れてくると運指がスムーズになるので、新しく宿題に出した曲も短時間で弾けるようになってきたように思います。
さぁ、基礎がついてきたら、バッハやモーツァルト、ベートーヴェンなどのクラシックにチャレンジです!
好きな曲を弾くのはもちろん楽しいことですが、弾けば弾くほど奥が深いと感じるのは、やはりクラシックでしょうか。
基礎力のアップした今、クラシックの扉を開けてその奥深さの一端に触れてほしいと思います。