唱歌を弾いてみましょう!

以前、譲って頂いた小中学校の音楽の教科書、中を見ると「春の小川」「茶摘み」などの唱歌が、必ずどの学年の教科書にも載っています。

生徒さんに聞いてみると、実際に授業で歌うこともあるそうです。しかも、わりと気に入っている様子で歌ってくれます(^^)

これらの唱歌は音域が1オクターブちょっとで、構成やリズムもシンプルでわかりやすく、右手の指使いの教材としてはグッド!です。

指クロス、指替え、指飛び、指広げ、指寄せ、この5つのテクニックが曲の中でどう使われているか、指番号を書き入れながら一緒に考えます。

先に頭で楽譜を理解することがピアノ上達のコツですが、なぜここはこの指番号なのか?その理由がわかると、ピアノを弾くのが面白くなると思います。

最近の子どもたちが好んで聴いている曲が、とても複雑なリズムとメロディーのアップテンポな曲が多いので、学校で歌っているのが「唱歌」と聞くと、そのギャップがちょっと驚きではあるのですが、唱歌には唱歌の良さがあり、その良さを子どもたちはちゃんと感じているということですね。