和音の練習

「ちょうちょ」や「こいぬのまーち」など「ドレミファソ」の五音域で弾ける易しいメロディーは、ピアノ導入期の生徒さんにとっておなじみの曲です。

右手でメロディーが弾けるようになったら、左手で和音の伴奏を合わせる練習をするのですが、これが出来るかどうかは大きな個人差があります。運動が得意な生徒さんは比較的すっと出来てしまうことが多いですが、なかなか上手く出来ない生徒さんもいます（脳科学的に言えば、右手と左手と違う動きを同時にするということは、本当に難しいことなのだそうです）

なので、和音の練習の補助教材を作ってみました。

基本的な三種類の和音が弾ければ、ほとんどの曲の伴奏は弾けるのですが、逆をいえばこのくらいは条件反射で弾けるようにならないとピアノを弾くことは難しいかもしれません。

単調になりがちな和音の基礎練習ですが、練習方法を工夫して少しでも楽しくしたいものです。ちょっと難しいけど、でもちょっとがんばって練習すれば弾けるようになる。。。くらいの小さな達成感を積み重ねて、気付いたら難しい曲も弾けるようになっていた。。。という風になるといいなぁと思います。