右手と左手

最近入会し、今日で3回目のレッスンのAちゃん。「今日は何をするの?」とニコニコ顔でレッスンに来ました。

導入期は生徒さんの得手不得手を慎重に見極めながら、かつ楽しくレッスンを進めます。

ところで、普段の生活の中で私たちは左手を意識することはあるでしょうか?右利きの場合、お箸を持つのも鉛筆を持つのも右手ですね。

ピアノは利き手ではない方の手にも、意識を向けて自由に使いこなせるようにならなくては上手に弾けません。

今日のレッスンでは、手遊びをしながら「右手」と「左手」にさりげなーく意識を向けさせることに成功しました。

「右手も左手も上手に出来たね!じゃぁ、今度は両手でやってみよう!」と声をかけたところ

「え〜、りょうてってどっちのてのこと????」

うっはー、これだから子どものレッスンは面白くてやめられません(^^)

まずは「右手」「左手」の認識をしっかりと、次は一本一本の指の認識を確実に。

大事な基礎を築く導入期のレッスンは、子どもにとって「知らなかったこと」を「知る(意識する)」瞬間の連続です。