右利き?左利き?
今春、幼稚園の年長さんに進級するYちゃんは、どちらかというと左利き。年長さんからピアニカの時間が幼稚園で始まるそうで、さっそくお家でも弾いて楽しんでいるそうです。
ところがお母さんから「左手でピアニカを弾いているんですよ」と聞いて、恥ずかしながら「あ、左利きってそういうことなのか」と気付きました。お箸やハサミを左手で使うということは容易に想像できますが、ピアニカもそうか、左なのかぁ。
幼稚園の先生に相談したらどちらでも良いとのこと。でも恐らく小学校では、右手に治されるかもしれないので「出来れば右の方がいいかもしれませんね」とお母さんに話したところ、ぷくーっとほっぺたを膨らませたYちゃん、「1年生になったら直すから、今はいいの!」との答えに、妙に説得された気持ちになってしまいました。
今は、左利きはひとつの個性として受け止められているようですが、学校のお習字などでは右手で筆を持たされる話はよく聞きます。その理由は、考えてもよくわかりません。
想像してひとつだけ言えることは、利き手でない方に無理やり治すということは、心理的にも身体的にもとてもストレスがかかるだろうということです。
大人はつい先のことを考えて無難なアドバイスをしがちですが、「今」ピアニカを左手で弾いて楽しんでいる5歳のYちゃんにしたら「大きなお世話!」ということですよね。
小さいYちゃんのひと言に、なんだかすごく考えさせられました。
幼稚園児でも手軽に楽しめるピアニカですが、極めるとこんな演奏も!