今年一年ありがとうございました

2023年ももう間もなく終わろうとしています。

コロナという言葉が聞かれることも少なくなり、マスクなしでレッスンが出来るようになりました。

今年は街中でストリートピアノにチャレンジした生徒さん、演奏会へ足を運び生の演奏に触れ刺激を受けた生徒さん、大きなホールで合唱祭のピアノ伴奏を経験した生徒さん、中学の部活動でピアノ以外の楽器を習得中の生徒さんなどなど、レッスン以外にも音楽を楽しんだという生徒さんからの報告が多く、それは私にとって大きな喜びでした。

私自身は音楽史と楽典の勉強を音大志望の生徒さんと一緒に始め、西洋音楽の原点であるバッハの音楽をもっと学びたいという考えに至り、パイプオルガン教室の扉を叩きました。両手に加え足で大きな鍵盤も操作するパイプオルガンはとても難しいのですが、その分弾けるようになった時の喜びは格別で、パイプオルガンの重厚な響きに包まれるととても満ち足りた気持ちになります。目標はバッハの「小フーガト短調」です!

そして今年のメインは、ピアノ好きな友人と過ごした一泊二日の浜松ピアノツアーです。

ピアノがどのような歴史を経て今の形になったのか、そしてどのように製造されているのかを目の当たりにし、ピアノへの気持ちがより深いものになりました。貴重な高級ピアノの試奏もたくさん体験出来ました。

世界へ目を向けると、悲惨な戦闘が行われ罪のない子どもたちがその犠牲になっているというニュースが連日のように目に飛び込んできます。

ピアノを楽しむことが出来る平和な日常の幸せを噛みしめ、今の自分に出来ることを精一杯頑張ろうと思います。

今年一年、ありがとうございました。