今年の目標「やるか?やるか?」

「一年の計は元旦にあり」といいますが、気持ち的にも区切りのいい新年始めのレッスンで、生徒さんと一緒に今年の目標をたててみました。

いきなり「今年の目標は?」と聞かれても困ってしまうかなと思ったので、「例えば、弾きたい曲があったらそれを弾けるように頑張るとか。エリーゼのためにとか千本桜とかジブリの曲でもいいよ。あとは、音符を4オクターブすらすら読めるようにする、とかもいい目標だね。あとはそうだなぁ、指が速く動くようにするとか」と言うと、「指が速く動くようになりたい!」「難しい曲が弾けるようになりたい!」と答える生徒さんが思った以上に多くて、みんなのやる気を感じて新年早々とてもいいスタートが切れました。

確かに鍵盤の上を軽やかに自由自在に指が動くのは憧れですよね。

「それじゃあ、そうなるためにはどうすればいいだろう? 神様にお願いすればいいのかな?」と聞くと、「指のトレーニングをする」「音符を覚える」などなど、やるべきことはちゃんとわかってはいるようです。

肝心なのはこの先です。「やるか?やらないか?」で言えば、当然「やる」なのですが、最近さらに上の考え方があることを知りました。

それは「やるか?やるか?」です。

一瞬「ん?」どういう意味?」となりますが、同じ「やる」でも「先生に言われたから仕方なくやる」のと、「自分で目標を強く意識してやる」のでは、同じ「やる」でも長い目で見た場合、大きな違いが出るであろうことは想像がつきます。

 

というわけで、みんなの目標が叶うように、少しでも楽しくゲームをクリアしていくような感覚の基礎トレーニングを冬休み中にずっと考えていました。

ものすごくシンプルな練習なのですが、鍵盤を端から端まで一気に弾く爽快感と満足感があるようで生徒さんの反応は良し(^^)

日々の練習で少しずつ少しずつレベルを上げていって、気がついたらすごいこと(めちゃくちゃカッコ良く指が動く)が出来るようになっていた。。。というのが理想です。

 

 

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