ミクロコスモス

先日「11月になったらソルフェージュのテストをするよ〜!」と生徒さんに伝えました。基本的なリズムの名称、リズム問題、音名問題を出そうと思ってテスト問題を準備しています。

そしてソルフェージュの総復習的な勉強として、今月はバルトークのミクロコスモスを使用しています。

文字譜に小節線を書き込み、リズムは何なのか生徒さんと対話しながらいっしょに考えます。

そして自分で五線譜に書いてみます。実際に音符を書いてみることで理解度が深まるようです。

それを高音域に書き写したり、ヘ音記号に書き写したりすることで、生徒さんがどれくらい楽譜を理解しているか教える側の目安にもなります。

楽譜にしたあとは「音楽的(これが重要!!)」に歌ってみたり、「美しく歌うように(これも重要!!)」ピアノで弾いてみたりといった練習をします。超シンプルなメロディーだからこそ、生徒さんも自分の歌い方や弾き方が「美しいかそうでないか」の違いがわかるようです。

ハンガリーで20年前にカティ先生に教わり衝撃をうけたミクロコスモスですが、ようやっと自分の中で消化できて、生徒におろせるようになりました。