ペダルが四本???

ピアノには三本のペダルがついていますが、いちばんよく使うのが右側のペダルです。このペダルを踏むと、手を鍵盤から離した状態でもふわーんと音が響きます。

いちばん左のペダルは弱音ペダルと言って、踏むと音が少し小さく、そして柔らかい音になります。(真ん中のペダルは、ほとんど、いや使ったことはありません)

私が音大生の頃は、左側のペダルを踏むのはドビュッシーやラヴェルなどフランスの作曲家による曲を弾くときくらいでしたが、時代とともに少々違ってきているようです。

9月に聴いた高木竜馬さんはベートーヴェンでも使用していましたし、ストリートピアノのかてぃんさんも小まめに左のペダルを使用していました。より細やかな表現を求めて、時代とともに必然的に弱音ペダルを使うようになったのではと思います。ペダルを踏むだけで音色が変えられるのは大きな利点ですが、右側のペダルを踏むだけでも難しいのに、左も、となるとこれは相当練習が必要ですね。左脚はぐっと後ろに引くことで上半身のバランスを取っているのですが、左のペダルを踏むとなるとそのバランスを取るのも難しそうです。

と、思っていたらなんとイタリアのピアノ「ファツィオリ」はペダルが四本あるのだそうです。通常ピアノの鍵盤は10ミリ下へ沈みますが、ファツィオリのピアノは四本目のペダルを踏むと鍵盤が6ミリしか沈まない、ということは小さな音が軽いタッチで簡単(?)に出せるということらしいのですが、これはピアニストの間でも賛否両論なのだとか。

これはものすご〜く興味深いですね!頭では分かっても、実際弾いてみないとどんな感触なのか検討も尽きません。