ファツィオリのピアノ
ピアノ弾きにとって憧れのピアノと言えば「スタインウェイ」ですが、イタリアのグランドピアノメーカー「ファツィオリ」の人気も近年高まっているようです。
前回のショパンコンクールの優勝者カナダのブルース・リウ氏が、コンクールで弾くピアノにファツィオリを選んだことで、一気に楽器の注目度が上がったようにも思えます。
イタリアで職人の完全手作業で作られるこだわりのピアノは、年間生産台数がたった120台ほど、そのため世界一高額なピアノとも言われます。
いつか弾いてみたいなぁ、どんな音がするのかなぁ。。。なんて思っていたら、なんと幕張ベイタウン内の公民館にファツィオリのピアノが置いてあり、千葉市民は無料で試弾できるという情報をネットで見つけました。幕張ベイタウンの音楽愛好家の方たちが大切にピアノを管理、そして毎月1回の試弾会を運営されているようです。
HPから申し込みをして、20分間試弾が出来ますというお返事を頂き、今日さっそく弾いてきました。
スタインウェイとは違う深くて柔らかいタッチ感、低音のたっぷりとした重量感は心地よく響き、高音の突き抜けた音は爽快感があり、とても良く歌ってくれるピアノでした。
また練習して、ぜひ弾かせて頂きたいと思いました。