ピアノ椅子を新調しました。

今まで使っていたピアノ椅子、なんと私が小学生の頃から使用していたので、数えてみたら40年は軽く超えています(汗

さすがにギシギシと軋む音が気になるようになったので、新調することにしました。

新しい椅子は油圧式で、横のレバーを引くことで座ったまま高さの微妙な調節が出来ます。

が、ここで問題が発生。

今までの椅子は座面の横に高さを調節する目盛りが刻まれており、目視で「上から3番目」とか「上から5番目」と調節出来たのですが、油圧式は目で確認することができません。

小さな生徒さんの椅子の高さの調節に、慣れるまでちょっと時間が取られそうなので、目立たないところにマーカーで目盛りを入れようか思案中です。

ちなみに椅子の高さと鍵盤からの距離は、ピアノを弾く上でとても重要です。

オンラインレッスンでは、画面に映る生徒さんのピアノ椅子の高さと位置が真っ先に気になります。

椅子の座面の半分より前に座り、その時にお腹とピアノの間に大きなスイカ一個分が入るくらいの位置に椅子を置きます。

鍵盤に置いた腕と床が平行になる高さに調節し、脚は自然に床に着くよう届かなければ足台を置く。。。。結構細かいですが、これが正しい座り方の基本です。

まずは正しく座ることで、腕の使い方、指の使い方が正しく整ってきます。

 

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