ハンガリーの民俗ダンス

オンラインレッスンもなんとか目処がつき一気に緊張が溶けました。レッスン継続のお申し込みもたくさん頂き、感謝の一言です。本当にありがとうございます。

ほっとひと息ついていたところに、ハンガリー留学時代の先輩であり恩人であるRさんが、私の大大大好きなハンガリアン民俗ダンスの動画をYouTubeで見つけて教えてくれました。

Rさんはハンガリー留学中に民俗ダンスに出会い、帰国してから現在に至るまでも日本のダンスサークルでずっと踊りを続け、最近ではダンスの際に歌われるハンガリー民謡の歌詞と発音をnoteという投稿サイトに連載しています。通訳もされているRさんのハンガリー語の発音(めちゃくちゃ難しいです)はピカイチです。

 

教えてもらったYouTubeを開いて観たら、留学時代が一気にフラッシュバックしてきました。

ブーツ(騎馬民族ならではですね)を履いた足で床を力強く踏み鳴らす男性のステップがなんともカッコ良く、また手で身体を叩くのは今で言うボディパーカッションの様です。くるくると軽やかに踊る女の子たちの民俗衣装も可愛らしく、留学中は何度も民俗ダンスの公演を観に行きました。Rさんによると、ダンスのステップや衣装を見ればどこの地方の何という踊りの種類なのかその違いがわかるのだそうですが、私はただ観てワクワクしているだけのファンです。

ダンスに欠かせないのが民謡を演奏する楽団です。ツィンバロンの目にも止まらないスティック捌きが、またワクワクします。

昔は普段は農作業をしている村のおじさんがバイオリンの名手だったり、羊飼いのお兄さんがダンスの名手だったりしたのでしょうね。

ヴェルブンクという動画の踊りはRさんの解説によりますと、

18~19世紀にかけての募兵部隊が元になっています。つまり、軍隊で人員を確保するために村々を回って「軍隊ってこんなにカッコイイんだぞ!」という宣伝のためのパフォーマンスであり、これがのちに民俗的な踊りや音楽に結びついたものなのです。

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「踊る人も踊らない人もハンガリー民謡に興味のある日本の方々 原語で歌ってみませんか」より引用https://note.com/tisztahang0101/n/n0dea43f6853d

民俗ダンスにも色々な歴史や背景があるのですね。

あぁ、ハンガリーにまた行けたらいいなぁ、行きたいなぁ。。。

生き生きとしたダンスの動画を観て、なんだか元気が出てきました。残りの#ステイホーム週間も乗り切りたいと思います。