ストリートピアノにお勧めの曲

街角や駅でストリートピアノを見かけた時、気負いなく何か一曲さらりと弾けたらとても素敵です☺️

そんな時にお勧めなのが、ヘンデルの「パッサカリア」という曲です。

ヘンデルはバッハと同じ1685年生まれのドイツの作曲家(後にイギリスに帰化)ですが、運動会などの表彰式で流れる「見よ、勇者は帰る」や、テレビなどでもよく耳にする「ハレルヤ」もヘンデルの作品です。

生徒さんと一緒に2025ー1685を計算してみたところ、なんと340年前に生まれた作曲家でした。日本は江戸時代、徳川幕府の時代です。

「パッサカリア」とはイタリア語で「通りを歩く」と言う意味があるそうなのですが、8小節単位で何回も繰り返される低音部の上にメロディが下行するゼクエンツで現れ、それが変奏されていくというバッロク様式のお手本のような曲です。

曲の構成はとてもわかりやすいので誰でも割とすぐに弾けると思います。そして何と言ってもとても美しいです。

 

ピアノ初心者さんや手の小さい生徒さんには、左手が1オクターブのシンプルバージョンで。

 

記憶力が壊滅的に落ちた私でも暗譜出来るくらいわかりやすい構成なので、今度ストリートピアノを見かけたらぜひ弾こうと思います☺️