クリスマスとハ長調

夏が終わったばかりですが、イベントコンサートに向けてクリスマスソングの譜読みを始めました。

ヴァイオリンとピアノユニットのプログラム用です。

「ウィンター・ワンダーランド」「サンタが町にやってくる」「赤鼻のトナカイ」「もろびとこぞりて」などなど、練習もなんだか楽しく、弾いているとウキウキしてくるのが不思議です。

弾いていてふと、ハ長調の曲が多いのに気がつきました。

実は「調」にはそれぞれ特性があります。例えば二長調は崇高な精神を表現したいとき、よくファンファーレにも使われます。へ長調は暖かく牧歌的、平和な感じがします。

ハ長調はというと、単純素朴な明るさ、純粋さ、安定感などを表します。

ハッピーなクリスマスソングにぴったりというわけですね。

無意識に聞いている音楽が何調なのか、作曲家はなぜこの「調」にしたのかなど、突き詰めて考えると奥が深そうです。