ピアノオーバーホールのお知らせ
今年もあと残すところ1ヶ月となりました。日頃からピアノレッスンへのご理解とご協力、いつ も本当にありがとうございます。
さてこのたび、レッスンで使用しているグランドピアノをオーバーホールに出すことに致しまし た。今の楽器は私が小学6年生から使用している楽器でして、さすがに長年の使用感が気になって いたところ、印西市にあるピアノ再生工房ピアピットさんを知りました。
ピアノの内部の小さな消耗部品をすべて新しくし、弦もドイツ製の最高級の弦に交換します。ま た金属のフレームも含め再塗装しますので新品同様のピアノになって戻って来るかと思います。
ピアノ内部の金属フレームには何百本もの鋼鉄の弦をピンと張り詰めた状態で保つために、20 トンほどの圧力がかかっています。まず数日かけて弦圧を緩めるところから作業は始まります。 そして全ての弦を外したあと、数人がかりで200kg近い金属フレームをピアノ本体から取り外し ます。
小さなチューニングピン一本一本を手作業で磨き直し、楽器内部の響板に塗られたニスなども 特殊な薬品で全て剥がし再塗装、内部も徹底的にクリーニングしてから、再度一からピアノを組み 立てるという気が遠くなりそうな作業ですので、三ヶ月はかかるそうです。
その間はアップライトピアノをリースいたしましたので、大変申し訳ございませんがどうぞご理 解よろしくお願い致します。
なお、オーバーホールを依頼している間、何度か工房を訪れ作業を見学に行く予定です。ピアノ という楽器の複雑な構造を知り、またピアノを再生する職人さんの熱意ある仕事ぶりを間近に見 ることが出来るいい機会ですので、見学ご希望の方がいらっしゃいましたらぜひお声かけ下さい 。
来年3月27日(日)には、八千代台駅近くの音楽スタジオ「八千代台シャンテ」にて「春の おさらい会」も企画中です。詳細は、また後ほどお知らせ致します。
それでは、ご迷惑をおかけすることになってしまいましたが、より良いレッスン環境の向上のた め、改めてどうぞご理解よろしくお願い申し上げます。