「音楽の父」バッハとパイプオルガン

西洋クラシック音楽の父と言えば、ヨハン・ゼバスティアン・バッハです。白いカールのついたカツラを被った肖像画に見覚えがある人も多いでしょう。

大きな生徒さんと音楽理論(楽典)と西洋音楽史の勉強を一緒にすることになり、長い長い音楽の歴史を紐解いてみると、クラシック音楽の源流はバッハということが改めてわかります。そしてバッハをもっと知ることで、それに繋がるモーツァルトやベートーヴェン、ショパン、リストの音楽ももっと深くわかるのではないかという思いに至りました。

バッハの作品は膨大な数になりますが、実はバッハが作曲したというピアノ曲はありません。なぜなら、バッハの時代にはまだピアノという楽器は存在していなかったからです。

当時の鍵盤楽器といえばチェンバロ、そして忘れてはならないのがパイプオルガンです。

ハンガリー留学時代、教会巡りをよくしましたが、教会の豪華な装飾のパイプオルガンを見るのが大好きでした。何回かその音色も聴きましたが天から降ってくるような荘厳な響きはまるで「宇宙」からの調べのようで感動したのを覚えています。

バッハは作曲家であり、オルガニストであり、宮廷楽長でした。

ふと、パイプオルガンでバッハ、それも出来れば「小フーガト短調」を弾いてみたい!と思い立ち、ネットで検索するとなんと都内にパイプオルガン教室があるではないですか!!

これは体験するしかない!と、体験レッスンを申し込んだのが先月末です。

長くなりそうなので、続きますw

*小フーガト短調は、中学の音楽の授業でも扱う名曲ですね