「太い」か「細い」か?

発表会のプログラム「ミッキーマウスマーチ」を練習中のAちゃん。出だしの部分はとてもがんばって上手に弾けるようになりました。

さて、サビの部分の伴奏はどんなアレンジにしようかと、私が2種類の伴奏を弾いて、どっちが気に入るかAちゃんに聴き比べてもらいました。

ひとつめは、一本のベースラインでつながる流れるような伴奏。ふたつめは、5度の和音でリズミックな伴奏。さて、Aちゃんのジャッジは・・・?

「和音がいい!なんか音楽が太くなった感じがして、かっこいい!」

この「音楽が太い」という表現に感心しました。私たち大人は、「ハーモニーが厚い」とか「ハーモニーの色彩が豊か」などという表現を使いますが「太い感じ」。。。なるほどという表現です。

この話には続きがあって、Aちゃんによると今朝テレビで、あひるを10羽飲み込んだ大きなヘビのニュースを見たんだそうです。

「あのね、なんかね、ここを和音で弾くと、音楽が太いヘビみたいだなぁって思ったの。」

改めて弾き比べてみると、確かにベースラインの伴奏は細いへびのようで、和音にすると太いへびのように聞こえなくもありません(笑

Aちゃんのこういう発想、私は大好きです!(笑

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