「イル・ソッフィオ」のコンサートに行ってきました

映画「ゲーテ診療所」のサントラ録音でご一緒させて頂いたバリトン歌手増原英也さんの音楽ユニット「イル・ソッフィオ」のコンサートに両親と行ってきました。

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音楽会に出かけること自体、最近はめっきり減ってしまっていたのですが、サントラ録音のときにツィンバロンで伴奏させて頂いた増原さんの歌声がとても耳に心地よくて、機会があったらぜひゆっくりと聴きたいと思っていたところ、偶然、私の実家のすぐそばの美浜文化ホールでコンサートが開かれるということだったので、今回はとてもタイムリーでした。

映画「ゲーテ診療所」のツィザーで、増原さんの歌声を聴くことができます。

増原さんの深い温かみのあるバリトン独唱が素晴らしかったのはもちろん、ソプラノ歌手の方も感情表現が素晴らしく、またピアノ独奏もあって大満足の前半でした。

休憩をはさんで後半、メノッティ作曲の《電話》という20分ほどのコミカルな全一幕のオペラも、演出や演技がユニークで本当に面白かったです(20分もの間、集中力を切らさず歌を支えるピアノ伴奏も素晴らしい!)

アンコールのイタリアカンツォーネメドレーでは、増原さんと一緒にスタジオで収録した「フニクリフニクラ」も含まれていて、あの大変だったけど面白かったサントラ録音の記憶が思わず蘇りました。

ピアノ伴奏もとても丁寧で、私ももうちょっと丁寧にピアノを弾かなくちゃ!と反省しました(最近は、ピアノdeエクササイズ的な速弾きの曲を好んで弾くことが多いので)

それにしても声楽はお客様の方を向いているのが、ピアノ弾きからするとすごいなぁと思います(ピアノは、客席に対して横向きですから視線が合うことはありません)

今度の「みんなのコンサート」では客席を向いてパフォーマンスをする演目が多く、恥ずかしくて下を向いてしまわないように気をつけようね、とつい先日の練習でみんなで注意し合ったばかりです。

そして今日の「イル・ソッフィオ」のコンサートのように、私たち「プリズム」も聞き終わったお客様が笑顔になれるようなコンサートにしたいな、と強く思いました。

 

 

 

 

 

 

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