嬉しかった訪問

幼稚園の年長さんからピアノ教室に通ってくれたT君。

小学二年生の時に東京に引っ越しをしてしまいましたが、引っ越し先でもピアノは続けていて、今、小学五年生です。今日、久しぶりにT君のお母さんが作新台にいらした合間に我が家にも寄ってくれました(お手製のチョコレートケーキ、ごちそうさまでした☆)

そして、去年の春に行われた、T君の新しい先生が主催されたピアノ発表会の演奏動画を見せていただいたのですが、プログラムはドビュッシー作曲の「ゴリウォグのケークウォーク」

え?五年生の男の子にこの選曲?(かなりの難曲です)そしてすっかりお兄ちゃんらしくなったT君の演奏は、リズミカルでどこかユーモラスなこの曲のイメージをしっかり表現していて素晴らしい演奏でした。

「は〜、これは素晴らしいですね〜」と本気で感嘆してしまいました。次の発表会では、チャイコフスキーの「くるみ割り人形〜トレパーク」に挑戦するとか。きっと聴く人をわくわくさせるような演奏になることでしょう。ちなみにT君、年長さんのときにピアノジャックのミニライブにお誘いして以来、ピアノジャックのファンです。演奏のダイナミックなところは、ピアノジャックの影響かな?

私の中のT君の思い出は、いっしょにわらべうたの手遊びをしたりリズムカードで遊んだりの幼い頃の記憶が強いので、この急成長ぶりは本当に驚くと同時にとても嬉しかったです。きっと、新しい先生がT君のいいところを見つけて伸ばして下さり、T君も一生懸命ピアノに向かい合った努力の賜物だと思います。

基本的にレッスンは「無理せず楽しく」がモットーの私ですが、T君の演奏を聴いて、もっと生徒さんに厳しくハッパをかけて宿題ももっとたくさん出して、レッスンでももっと高度なことを要求したほうがいいのかしらん?とも思いました。楽しさと厳しさのバランスは、未だに課題です。

T君の演奏動画を見て、ピアノ教師としてとってもいい刺激をもらいました。というより、生徒に負けちゃおれん!となんだか心に火がついてしまいました←(?)

T君、これからもピアノを続けてね!応援してますよ!

いつかレ・フレールの連弾のお手合わせをお願いします!

 

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