ヤマハ「ピアジェーロ」貸し出します

 

この春、プレ・ピアノコースに幼稚園児の生徒さんたちが入会してくれました。

まだ自宅に楽器の用意はないということですが、ピアノは大人仕様の楽器なので指がある程度しっかりするまでは無理に練習をおすすめはしていません。それでも「ピアノを弾きたい!」という小さな生徒さんの希望を見過ごすわけにもいかず、気になっていたヤマハ「ピアジェーロ」というキーボードを購入してみました。

キーボードと電子ピアノは全く別の楽器であり、残念ながらキーボードではピアノの練習の代用にはなりません。

この「ピアジェーロ」はキーボードでありながら打鍵の速さで強弱がつくタッチレスポンス機能がついていて(キーボードと電子ピアノの中間といった感じでしょうか)、鍵盤もピアノと同じ大きさであり鍵盤数は61鍵とコンパクトです(88鍵の電子ピアノと大きさをくらべてみました)初心者であれば61鍵あれば充分です。

「キーボード」と「電子ピアノ」の違いについては、こちらを参照してください。

写真 1

プラスチックの鍵盤なので鍵盤の表面に触れたときのペタペタした感触が少し気になりますが、①タッチが軽いので小さな子どもの手に負担がない  ②余分な機能がついていないので価格が手頃  ③コンパクトでありながら鍵盤のサイズはピアノと同じという点が初心者向けとしてのメリットでしょうか。

またリビングに置けるサイズなので、弾きたいときに気軽に鍵盤に向かい音楽に親しむ習慣がつくのなら、それは大きなメリットだといえるかもしれません。家での練習環境はとても大事です。

写真 2

 

楽器の貸出しをはじめました

楽器の購入は、まず第一に価格、そして購入したものの長続きするかわからない、置き場所を取る、近隣への音の配慮など様々な悩みがありますね。

クラシック音楽を学ぶのであれば、キーボードでは何より表現力のなさが物足りなくなってくると思いますので、小学一〜二年生くらいになったら本格的な電子ピアノかアコースティックピアノをご用意していただきたいと思いますが、小さなお子さんのはじめの一歩として考えるのならキーボードと電子ピアノの中間に位置するこの「ピアジェーロ」はありかもしれません。

プレ・ピアノコースの生徒さんには、このピアジェーロを貸し出ししておりますので(2週間/¥1,000)、自宅に置いたときのサイズ感やお子さんの反応など試してみたい方はお気軽にお申し出ください。車で楽に運べます。

 

 

 

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