「羊と鋼の森」

ひとりの純粋な青年がピアノ調律師として、そして人として成長する姿を綴った宮下奈都著「羊と鋼の森」を読みました。温かく美しい日本語の小説を久しぶりに読んだような気がします。

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偶然耳にした「美しい音」に惹かれて、自ら調律の世界という「ピアノの森」に足を踏み入れた主人公が、自分の目指すべき「音」とはいったいどこにあるのか、何を目指せばいいのか、目指すべき正解はあるのか・・・と素直に悩み、迷いながらも、ひとりの調律師として「ピアノ」というの森の中にある道を一歩一歩丁寧に歩く姿に心が洗われるようでした。

何もないと思っていたものが、実は当たり前のようにそこにあって、隠されてさえいたのではなくただ気がつかなかっただけ・・・美しい音楽も、その美しさに気がつかなければ耳を通り過ぎてしまうただの「音」でしかありません。そしてその「美しい音楽」をピアノで奏でることができるのは調律師さんのおかげです。

見えない音楽の美しさに気がついたらどんな世界が目の前に広がるのか、それを生徒さんに伝えるのが私の仕事であると改めて思いました。

 

 

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